人が健康に生きていく為に最も大切な「食事」。その食事に必ず必要な「かむ」と言う行為。この「かみ合わせ」のバランスが崩れると「虫歯」や「歯周病」になりやすくなり、たとえ治療を行った歯であってもあらゆる疾患を伴うリスクが上がります。言わば「かみ合わせ」は歯科治療の土台となる部分です。当院長は正しいかみ合わせのバランスこそが歯科治療の中でも最重要とし、大学卒業後かみ合わせ、被せ専門の科に属し、著名な先生方の勉強会に参加し幅広い知識と技術を習得しております。かみ合わせをベースとした精度の高い総合歯科診療を目指しております。
顎関節症はむし歯や歯周病に次ぐ第三の歯科疾患とも言われ、顎機能障害から頭痛・肩こり・手のしびれ・難聴などを発症することもあります。この原因には、いろいろな考え方がありますが、咬合異常、歯ぎしり、歯のくいしばり、ストレスなどをはじめとして様々な要因が複雑にからみあい、発症するといわれています。このようにかみ合わせ自体に異常があると、むし歯や、歯周病など様々な口腔内の疾患が出るリスクが高くなります。
不定愁訴とは、原因不明の頭痛や目まいなどを言います。この症状には様々な原因が考えられますが、原因の一つとして口腔内のかみ合わせやバランスの悪さが考えられます。口の中は髪の毛1本でも入れば違和感を感じるくらい繊細な部分です。かみ合わせのズレは気付かない内に時間をかけて少しづつズレて行きますので分かりにくい特徴がある一方、歯科治療におけるかみ合わせは、虫歯、歯周病、矯正などの全ての治療の土台となる部分ですので違和感を感じた場合は早めの検査が必要です。
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当院では精密な検査を行う為に3DCTを導入しております。3D画像で診断することにより、顎の骨のズレ、歯根や神経の位置などを正確に把握することができます。CT撮影で心配な被爆については、低被爆線量で無駄な被爆を最小限に抑えることができる最新の機種を選んでおります。
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じっくりとヒアリングを行うと共に、数種類の問診票にお答えいただきます。最適な治療計画を行う上で、診断などの数値だけでは見えない「患者様の生活習慣や癖」などを把握した上で行う事が重要になります。また同じ疾患を繰り返さないように予防におけるアドバイスを行う際にも役立ちます。
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咬合機とは模型上で患者様のかみ合わせの状況や、顎関節の動きを再現するために用いる器具です。口腔内の状況を模型上に再現する事で的確な治療計画を立てる事が出来ると共に、歯科技工士などの第三者とも共通の認識の元で治療を進めることができるので治療リスクを無くすことができます。
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フェイスボウは歯科治療の際、診断と治療の基本となる作業で、頭蓋の基準を咬合器に付着する作業に用いる器具です。人体は左右のバランスが保たれていることが大切で、頭蓋骨の位置を基準とした正しい治療を行う上で、必ず行わなければいけない工程です。昨今この工程を行わずに治療を進める歯科が多く見受けられます。
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咬合接触状態を把握するために、特殊なシリコンを噛んでいただきデータを採取します。咬合接触面積や接触点数が数値やグラフで表示されるので患者様への説明や、治療方針の判断材料として活用できます。
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スプリント療法とは、プラスチック製のマウスピースを上、もしくは下の歯に装着することで、筋肉の緊張をほぐし、関節の位置の改善を行う治療法です。種類はハードマウスピースとソフトマウスピースの2種類があり症状のケースによって使い分けています。